週報(11/3~11/9)

11/3(月)

・久しぶり(住民によれば3年ぶり)にあつ森を起動したところ、インテリアとファッションにおける自分の思考が全くわからなくて怖い。地下室をキッチンにするのは暗くない?いや面積があってダイニング的にもいいと思ったのかな……。あと村中花まみれで、黒い薔薇とか金の薔薇とか生えててびびった。あとタクミライフには一度たりとも出社していなかった。

・熱で三連休が潰れ、なお熱が下がらないため色々なことができず落ち込んでいる。

・もち先生のツイステ4コマめっちゃ面白いですね~!ほぼ全員がバランスよくボケとツッコミを担っている。あと’∇’みたいなもち先生のデフォルメ顔がとてもかわいい。あと絨毯くんとかヴォーパルとか、さりげないキャラクターいきいきしていてとても嬉しいです。

・『よっ!ねこむかしばなし』で「賢いエルゼ」というグリム童話を初めて知る。グリム童話にたまにある天丼ナンセンスギャグ的なやつだとは思うけど、なんなんだこの話は。何を伝えたいか考えるとどうしても「これだから“賢い”女とそれをもてはやす連中はアホ」みたいなミソジニーしか読み取れないんだけど、それはあんまりにもあんまりなので、今再解釈するなら予知能力か超感覚持ちの女がいつか自分を裏切る男を捨てて自由になった話ということにしたい。

・童話とか昔話、たまにものすごく納得いかない話あるよな~。美人だが頭の悪いお姫様と不美人だが頭のいいお姫様の姉妹がいて、最初は美人の方に人が集まるけどあまりにつまらないことを言うのでもう一人のお姫様の方に移動してしまう、それをつらく思った美人なお姫様はなんやかんや何かに頭をよくしてもらいましたみたいな話とか。“なんやかんや何か”が多分本題なのに、ブスだけどトーク力一本で頑張ってたお姫様どうなっちゃったんだYoということが気になりすぎてその部分覚えてなくて、今探すことができないんだよね……。

・↑頑張って探したところ、おそらくペロー童話の『巻き毛のリケ』だということがわかった。やっぱり“なんやかんや何か”こと巻き毛のリケが本題だし不美人だが頭のいい方のお姫様はフェードアウトしている。うーん、地の文で言われるほど頭のいいお姫様だから、自分の力で人知れず幸せになったということにしたいな。

・おそらく美人のお姫様は元々自分の愚かさを嘆けるくらいだから愚かではなかったし、リケは本当に姿かたちが変わったわけではなくて(本当に嫌な考え方だが)美人のお姫様に選ばれて箔がついたからもう誰も美しくないことを気にしなくなったということなんだろうな。本当に箔とか格とか釣り合いとかそういう考え方って虫酸が走るな……。「愛さえあれば相手の醜さなんて気にならないですよ」という教訓がついてるらしいけど、美人のお姫様は一回リケのこと拒否ししてて受け入れたのはリケが美しくなった後なので無理があると思う。そういう考え方の当時の社会に、不美人で賢いお姫様が幸せになれるルートはなかったんだろうと思うと悲しい。やっぱり幸せになっていてほしい。

11/4(火)

・「『巻き毛のリケ』って知ってる?」と家族にきいたところ、「巻き毛のミケ?」と聞き返される。それはかわいいだけだろ……。

・杉浦日向子と山岸凉子を足して割った感じの画風で、男女問わず嫁ぐ者は嫁いで娶る側は娶るみたいな世界観の結果女攻め男受けになっているちょっと昔の少女漫画に出会い、え!?文庫で全3巻!?買います買いまあす!になる夢を見た。夢かよお!!!!!!!!!

・あつ森のハッピーホームパラダイスをはじめてしまった。おかしくなるくらい楽しい。独り言が増えすぎてマジで危ない気がする。「趣味の陶芸」がテーマの部屋に土袋らしき袋の山を置いてそれっぽさが出せると楽しい。

・あつ森のフルーツが実質ソロではコンプリート不可能らしいと今日知った。当方、ナシとみかんとりんご出せまあす!誰かさくらんぼと桃くださあい!

11/5(水)

・乗馬服のリドルくんの実装予告が出る。正直パソストなしSSRにはいやだなあという気持ちがいまだにあるが、所有欲を抑えきれない美しさであった。

・ハッピーホームパラダイスで64やキューブ時代に一緒に暮らしていた村人に再会し、夢中で別荘を作る。君たちは私のことを知らないけれど私は君たちを知っている、キャンプサイトでキャラメルちゃんに会った時はそんな気持ちだった。けれどリゾートで再会すると、私もまた君たちを知らなかったのだとわかる。●●ちゃん(本名)、もうお昼食べた?と気さくに話しかけてくれるサブリナちゃんが映画が好きだなんて、知らなかった。(多分モデルが『麗しのサブリナ』なんだね……)姉のお気に入りだったメリヤスちゃんが家庭に憧れがあるなんて、知らなかった。(とりあえず母一人子一人という想定で別荘を作ったけどいいかな!?)

・どうぶつの森だけはどうしても本名でプレイしてしまう。それは、64やキューブの時のあの子たちにまた名前を呼んでほしいからなのかもしれない。でも、新しい住民との出会いも大切にしたいよな。

・あとそんなわけでネットの人と通信ができない。

11/7(金)

・ハッピーホームパラダイスで別荘を作ったコアラのロッキーさん、お顔がかわいすぎる。「反社のボスのスピーチ部屋作ろ~」とか悪ノリしたのが申し訳なるくらいかわいらしいお顔をしていたことに、撮影タイムのお着替えモードで気がついた。

11/8(土)

・掃除が本当に苦手すぎて、掃除をする度にかつて大アイドルだった人の「薬をやれば家事ができた」を思い出してしまう。柚木麻子の『BUTTER』でも、一番怖かったのは玲子の不潔さに対する厳しい視線だった。勿論玲子も必ずしも完璧で素晴らしい登場人物ではないし、この潔癖さが彼女を病ませたのだと思う。でも、文体の冷徹さが持つ、自分と自分の置かれている環境をきたならしいものだと思わせるパワーがちょっと強すぎた。勿論、不衛生であることは人を殺すし、あくまで「できる限りのことをする」ことの力を伝えたいのだという意図はわかる。

・できる限り清潔にした方がいいのは本当なので、どの掃除が・なぜ苦手なのか考えてみる。苦手な掃除①埃払いと掃除機:大好きで集めたはずのものたちが上手くきれいにできなくて無力感を感じるのがつらい。あと単純に動き回ったり掃除機を持ったりすると疲れる。苦手な掃除②トイレ掃除:腰から下のものや床をきれいにする行為なので、単純に上下運動がつらい。あと穢の意識が強すぎて、手袋をしても手を洗っても己が汚いように感じてしまう。結論:空間に出ている物が多すぎる。体力がない。対策:しまえるものはしまう。

11/9(日)

・職場の人が「生成AIでうちのペットと子供のジブリ風画像作ったんですよ~」と無邪気に見せてくれたことを思い出している。私の生成AIに対する感情って大体「すごい部分もあることは認めるけど今の人類に扱える代物ではない」なんだけど、特に大量な電力消費による水の大量消費、環境破壊方面の問題がそう思わせる。そのお子さんにもっと“地球”を残したくありませんか、ぽんぽこやナウシカやラピュタやもののけ姫を作ったジブリがそれを歓迎すると思いますか、……と思ったが勿論言わなかった。