週報(10/20~10/26)

10/20(月)

・ロレッタ・ナポリオーニ『編むことは力』読み終わった~!!めっちゃ面白くて、パワーをもらえた。フランス革命時断頭台の真ん前に椅子を置いて編み物をしていた女性たちや、世界大戦中編み物に情報を編み込んでスパイをした人々など、「マジで?」と思うようなエピソードがどんどん出てくる。嬉しかったのは、エコノミストの立場で、移民排斥をはじめとするあらゆる差別と環境破壊に反対するスタンスを示してくれることで、挿入されるエピソードからもそれが伝わってくる。スウェーデンのがん治療センターで出会った老夫婦のエピソードが特に好き。妻は難民のためのチャリティーのために編み物をしていて、夫は政治モチーフを編んで公共の場に投下している。公共の場に編み物を投下したり、公共物を編みくるんだりする“ヤーン・ボム”という手段のこと、初めて知ったけどとてもいいなと思った。函館に住んでいた頃、住んでいたところのそばに少年と犬のブロンズ像があって、四季折々のニットを着ていた。あれもまたヤーン・ボムだと思うし、そういった平和で微笑ましくて“無害”に見えるものと、政治的で強烈で“思想が強い”ものを、どうして切り分けられるだろう、どちらもふわふわの毛糸には変わりないのに……と思うとともに、あれを編んでいた人のわからない背景に思いを馳せた。

・社会史の本としては勿論、ナポリオーニさん個人のエッセイとしても語りが面白かった。(元)夫がもたらした苦境について、前半は結構ぼかしてふわっとしているんだけど、中盤になって何をされたのかが明かになっていき、ナポリオーニさんにとってどれほどショックだったのかが感じとれる。最終的にした選択もなかなかできることではないというか、世界中あちこちに行った話が出てくる度に思うけど、並大抵のひとではない。そんな人でもショックを受ける事態はある。そしてそんな時に助けてくれるのが、編み物と、それ以上に、ナポリオーニさんがこれまで出会ってきた人々の言葉なのだと思う。

・ニットベレーを編むために買ってきた糸、6号(かぎ針3.5ミリ)~7号(4ミリ)くらいが適正のやつ買っちゃったんだけど(めっちゃかわいい糸!!)編み図見たら7ミリって書いてあった。一瞬ほな一段の目の数二倍にすればいいってことお!?になったが、絶対に違う気がする。だってそれだと輪の一段目の段階で24目長編みしないといけないのよ。平方センチメートルだから段の方も二倍にするってこと?俺の勘がなんか違うと言っている。

・ZAのホイーガがどむっ……どむっ……もちっ……もちっ……と転がりながらついてくるのが最高にかわいい!!!!!!!!!!!!!!!!愛している

・ワイルドゾーン6のオヤブンヘルガーに追われるのは完全に野犬と同じ恐怖。

10/21(火)

・スーパーではサンタクロース柄の袋に入ったお菓子が売られ、100均ではクリスマス柄の物が売られ、ホームセンターではツリーが売られている。今年ももうおしめぇです。まだハロウィンも終わってないのに!?

10/22(水)

・服を爆買いしてお金がなくなったり、めちゃでかいヘルガーやワルビアルに追われたり、建物の屋上から滑り落ちたりするする愚かな人間を傍で見ていてくれるホイーガ、LOVE……。

・それはそれとしてちょっと見るからに「ペンドラーのトレーナー」という感じのルックスにできて、嬉しい。かわいい。

『ポケモンLEGENDS ZA』のスクリーンショット。カフェでお茶をする主人公とペンドラー。主人公のファッションは、ピンクのトップスに白いボトムス。
この後ストーリー本編でもっと見るからにペンドラーのトレーナーって感じの人が出てきて何よ!!キイィーーッになった。それはそれとしてピンクの服買い込みがち

・ZAのポケモンセンター、セルフレジとかセルフ給油みたいなシステムだなと利用する度に思う。システムの進化を活用して、労働力をできる限り研ぎ澄ました感じ。多分あのマシンで治療できないケースの時に初めてボールはジョーイさんの手に渡るのだろう。

10/23(木)

・ツイステのハロウィン限定キャラのDUOと言えばグリムだが、スカリーに関してはセベクでも許されたんじゃあないか?と思う。個人的にはフェローはカリム、ロロはマレウスDUOでも全然しっくりくるが……。

・ゲコガシラの足音がぺたぺたしててかわいい♡と思っていたら、ゲッコウガになったとたん、無音。無……音……。ニンジャなんだべなあ……。デデンネ(名前:モチマル)なんかぽにぽに言ってるのに……。

・トレイ・クローバーさんのことをファッションに興味がないキャラだと解釈したことがない。だって帽子と眼鏡にこだわりがあるやつ、絶対おしゃれピープル側じゃあないですか。でも、興味の偏りとか語彙の少なさみたいなのはあるかもしれない。今ポケモンやってるからポケモンで例えるけど、ヴィルさんみたいな人はポケモンをボックスぎちぎちに集めるし全種類認識した上で更に個体差(服のデザインの良し悪し)を認識している。おそらくトレイさんが認識している種類はボックス半分程度で、認識していない種類も多くあるが、認識しているものの中で個体差を認識することができる。非おしゃれピープルは、手持ち以下程度のもっと少ない種類しか認識できないし、個体差を認識することもできない。おそらくトレイさんは、たくさん色々な種類の服が売られている中からいいコーデを選ぶことは十二分にできる。けれど、「見たことがない理想の服」を具体的なイメージを持って望むことはあんまりない。これがヴィルさんみたいなトップオブおしゃれピープルとの違いだと思う。しかしトップオブおしゃれピープルが身近にいるので相対的にファッションに興味ないみたく見えるかもしれないが、十分おしゃれ側ではあると思う。せめて中の上。中の上というのは9段階中4番目なので半分よりは上です。余談だけど、ファッションセンターしまむら緋色の都店や、イトーヨーカドー緋色の都店のファッションフロアからでもトレイさんはそれなりにちゃんとして見えるものを選ぶことができると思う。ヴィルサンはそもそもデザインの元ネタなどが気になりはじめてしまいその辺りで服は買えない。

・ピュールくんかわいいですねえ!端々でポケモンのこと心配してるしいい子ですね!

↓ZAのネタバレ

・カナリィ(交流用)の「~じゃろ」、インターネット弁かと思ったらナチュラルジジイ言葉で上手いな~と思った。というかカナリィ(本体)との口調の書き分けが全体的に上手いと思う。多分ピュールくん以上のファンは「なんかちょっと配信と違うな……」と思いつつ「ファンサ用に調整してくれてる推しの気遣い♡好き♡」になる範囲に収めている。

10/24(金)

・柚木麻子の『BUTTER』を読みはじめたんですけど、女が女に欲情して恋する話だってどうして誰も教えてくれなかったんですか!?やったーーーー!!!

・2023年の映画『ホーンテッドマンション』を金ローで見る。既にディズプラで見たことあるけど、めっちゃいい映画だと思う!わちゃわちゃTRPGっぽいギャグシーンもありながら、締めるとこはしっかり締めて、ホーンテッドマンションの要素をよく活かしている。ハリエットがね、あのノリで結構ちゃんとした霊能者なのがカッコいいですよね。TRPGで言うとすごくベテランのPLがビルドしたキャラっぽい。

10/26(日)

・トレイ・クローバーさんのことをファッションに興味がないキャラだと解釈したことがない。と書いたけど、今年のバースデーのパソストを読むと、本人が自分ファッションセンスないです側の振る舞いをしがちというのはあるかもしれない。ファッション以外にも運動や勉強についてもそうだけど、自分が一番興味がある分野以外は、2~3段階下げて言いがち。謙遜とも自己評価が低いとも言いきれないし、その両方でもあるような気もする。

↓ZAのネタバレ

・ZAの反社の描き方が悪い意味でかっこよすぎる、という指摘はもっともだと思う。街のためにボランティアをする人たちである一方で、悪質な契約書によって、数日で十倍に膨れ上がる利子を身寄りのない若者に課す人たちでもある人たちでもあることでバランスが取れているかな……?人によるかも微妙かも。

・ZAって、ポケモンシリーズお馴染みの●●団的な悪の組織がこれから膨れ上がっていく過程の乱立状態の話なんじゃないのかな、と思う。主人公たちだってMZ“団”だしね。フレア団がなくなって、それ以降悪の組織がぱったりなくなるかと言うとそんなことはなくて、次の悪の組織はジャスティスの会かもしれないし、ミアレを守る会かもしれないし、クエーサー社かもしれないし、DG4かもしれないし、MZ団かもしれない。そしてサビ組も善行を忘れてしまった時、完全に悪の組織に成り果てるだろう。私が進めた範囲のストーリーでは、おそらく最も悪の組織に近い。