11/10(月)
・ディズニーソリティア、Xで広告を出しているゲームの中で唯一そこからインストールしたゲーム。ほぼ同じルールのイベントをキャラのガワだけ変えてほぼ日替わりでやってるのだが、その顔ぶれがハデス・プーさん・トリトン王なのである。三日中二日おじさん。トリトン王のとことかアリエルじゃダメか?と思うけど、トライデントをモチーフにしたイベントだから「それならトリトン王じゃなきゃ!」と厳密さを譲らなかったスタッフがいるのだろうな、と思う。
・ディズニーソリティアのメイン目的としてはソリティアをクリアすればするほどパーツが揃ってディズニー映画の1シーンが完成していく……というものなのだが、前述の厳密さを思えばおかしなチョイスがたまにある。『カールじいさんの空飛ぶ家』でチョイスされたシーンが若い頃のカールとエリーなのはすごく「それは違うだろ」という感じがする。いい二人、いい絵面なのだが……。あとパーツが揃う順番によってなんか変な感じになるケースもある。それこそカールじいさんのステージで若いエリーがポツンと家の中に立っているとか、あの映画から想起されるものと全然違うじゃんという感じがする。そして今私の端末ではムーランのパパがポツンと一人座っている。前述のおじさんイベントも合わせればダブルおじさん、稀にある白雪姫のドワーフ(せんせい)イベントも重なればトリプルおじさん画面である。
・ディズニーソリティア、あと特筆ポイントとしては課金圧がすさまじい。課金パックが何重にも渡ってポップする。更に動画広告を見ることで課金アイテムが付与されるシステムもあり、なりふりかなわなすぎだろ……!という感じがあるのでサービス終了も近いのかもしれない。
・ゲームとしてはちゃんと検証してないけど体感9割運ゲーです。
・『パイレーツオブカリビアン』を実は見たことがなくて、初めて一作目を見た。ブラックパール号一味の呪われた姿が出るシーンが中盤と終盤にあるけどそれが本当にすごくよかった。「いい映画見たな……」って気持ちになる。バルボッサとジャック・スパロウの軽妙なんだけど緊張感のあるやり取りがすごく好き。スナックバス江でよくあるにこ……とかへへ……っていう感じのコマの直後にトゲ吹き出しぶちギレが来るあの緩急。というかバルボッサがフォビドゥン澁川の描くおじさんっぽすぎる。フォビドゥン澁川のおじさんっておじさんの愛らしさと地続きに大声を出したり暴れたら怖いなって感じがあってすごいと思う。タツ兄のパワハラ演技とか。バルボッサがスナックバス江に一見客として来るパロディか、『海賊のやつ』が読みたい。
・『パイレーツオブカリビアン』、ところどころにボケを挟んできてノリは軽いんだけどシビアなところはシビアな映画だった。エリザベスの機転で海戦を切り抜けるとかじゃなくて、普通に負けるんだ……。冒頭のジャック逃走劇あたりまではなんやかんや人は死なない映画なのかな、って思ってたけど、ブラックパール号の一味は全然略奪をして人を殺すし、死なない相手に対する力量差は覆らない。だからこそ二枚舌三枚舌を駆使して分断してコアを撃つ決戦が鮮やかに見えた。
・エリザベスがガツガツ飯を食うシーンのバルボッサの羨望の視線がすごかった。強欲の悪党どもへの呪いが「けして満たされることはない」なのめっちゃクリティカルだな~。メダルの意匠も「いくら海賊だからってそんなドクロドクロしたものつけるか?」って思ってたらアステカのドクロで、そこら辺の設定が開示されて繋がっていくシーンが気持ちよかった。
・バルボッサが猿を飼ってるのって自分の代わりに生の実感を感じてもらうためなのかな、何代も飼ってるのかなって思ってたら猿もガッツリ呪われてて、つまり長い付き合いなんだね……。猿かわいいね……。
・二作目以降もなるはやでみたい。
11/14(金)
・シュラスコを食べに行く。焼きパイナップルがあまりに美味しくて、一度に三枚もらってしまったことがあった。だってくれるって言うから……。肉だとシュラスコらしい肉も美味しかったが、鴨がちょっとレバーっぽいクリーミーな感じもあって美味しかった。あとほくほくの焼き野菜が美味しい。
・『パイレーツ・オブ・カリビアン』二作目『デッドマンズチェスト』を見る。一作目の方が圧倒的によかったナ~~~と思う理由は多々あるけど、一番大きな理由はジャックをはじめとする悪党どもが少しもかっこよくないし爽快感を伴わないように描かれてるからだと思う。家族と話して、そこは意図してピカレスクとしてやったのではないか……という結論にはなったが……。
・欲望を原動力に動く海賊のくせに自分の欲望が何かわからないし認めることもできないジャックって本来キャプテンとして致命的に向いてなくて、そのうえ肝心な時に仲間を一度向いてるし、だからこそ悪魔と取引して“ズル”をすることでしかキャプテンになれなかったのかな……と思う。
・そういう海賊として致命的なジャックこそがこの作品で一番の“デッドマン”で、空になった箱はジャックという空っぽ人間を表現しているのかも。
・あとこれ百万回言われてると思うけど、アズールが労働契約で人を縛りつけるインスパイア元としてデイヴィ・ジョーンズってあるのかな~と思った。アースラって別に契約した相手に労働させないでその辺のカス虫にするもんな。ウツボだって別に契約関係じゃないし……。あと「今後は忠誠ではなく利益で繋がる」って言ってるベケット。
11/15(土)
・『パイレーツ・オブ・カリビアン』三作目『ワールドエンド』を見る。中ほどで中断して仮眠をしながら。尺が……長い!あと私が……疲れている!
・『デッドマンズチェスト』よりはスッキリする作品になっていると思う。いわば前後編の後編だから当たり前っちゃそうだけど……。
・デイヴィ・ジョーンズって自分から愛を手放したくせに愛に未練があって焦がれているすごく切ないキャラだな~……と思った。あんまり演技力の良し悪しってよくわからないから言及しないようにしてるんだけど、デイヴィ・ジョーンズの人はシーンによっては目だけで「まだカリプソのことが大好き」って伝わってくるからすごいなと思う。
・エリザベスとウィルの関係も個人的には納得の落とし所でよかった。ウィルって『デッドマンズチェスト』で父親と再会できたことで動揺して判断をミスりまくってたけど、カリプソとデイヴィ・ジョーンズの話を見聞きして考えるところがあったのかなと思うし、エリザベスはウィルよりもずっと海賊に向いてて奔放できっとウィルの意に沿わないことも今後もあるだろうし、無理に傍にいて縛り合うよりも離れて大切にする方がずっといい二人だと思う。エリザベスはウィルが一人で捕まえとける女じゃない。そしてウィルは使命とか役目とかに収まるのが向いてる。
・エリザベスの成長具合とか器の大きさが海賊王という形で表現されたのもよかったな~。(それだけに『デッドマンズチェスト』の三人乱闘シーンのアホっぽさはやだ……)
11/16(日)
・『ポケモンコンシェルジュ』新しく追加された5~8話を見た。トドグラー……!ダンさんが7話8話でバリバリ活躍するほど、一番いい選択肢は身近(甥っ子のところ)にあったのになぜそれを思いつかなかったのか、トドグラーにとって一番いい責任ある選択肢をちゃんと全て考えたのか、になってしまうよな。慕われていた甥っ子に失望されることで、その無責任さはダンさんにも視聴者にもちゃんと伝わったと思いたい。なぜそんなことをしてしまったのかといえば、人は変化するし老いるし愚かになるし過ちを犯すからとしか言いようがないが……。後の話見てるとこのトドグラーってほんと賢くてダンさんと意志疎通できる子なのに、置いてかれる時だけは状況を理解していない様子なのがほんと辛くて、どうかこのトドグラーからダンさんを奪わないでほしい、と思った。こんなに愚かで選択を間違えても愛してくれるいきものを人間は裏切っちゃいけねえ。(誇張なしガチ号泣執筆)
・進化して大きくなっちゃったトドグラーの話をしたあとでウィンディを連れて都会で働いてる男が出てくるのは大丈夫か!?と思った。レベル進化ならまだしもわざわざ石を買ってガーディに与えたと思われる男がさ……。ハルちゃんへの態度といい、ケントって全体的に「悪いやつじゃあないんだけどなんかムカつくな……」感が絶妙だと思う。多分、あんまり物事に気がつかないタイプなんだと思う。ウィンディに対しても、ハルちゃんに対しても。
・ポケモン映画『水の都の守り神』を20年ぶりくらいに観た。ザンナーとリオンがかわいい~~~♡クサイハナのエピソード、あのケチそうな姉がよかれと思って石買ってあげたのかなと想像するとかなりいい。ドキンちゃんタイプの姉とばいきんまんタイプの妹、いい味しかしない。
