週報(11/17~11/23)

11/17(月)

・仕事で使わざるを得ない某メガコーポのシステムが最悪すぎて、俺がバルボッサなら発砲してると思った。人間とシステムの間にある信頼というものを破壊しようとしている?

11/18(火)

・職場の女将に肩こりについて話したら「マッサージしてあげようか?」と言われ、さすがにそれは寵愛を受けすぎでしょ※と辞退しようとしたが、揉まれる。マジで上手いのと他の人にもやろうとしていたので、人体で腕(チカラ)を試したくてたまらない武芸者みたいなもんなんだと思う。

※私は普段からこの女将にしょっちゅう美味しい食べ物をもらったりしている。

・仕事机に枕を置いてうつ伏せにさせられ、ホット枕で肩や腕などを暖められた上でゴリゴリに揉まれる。職場の昼休みに受けていいレベルの施術ではない。

・とりあえずレンチンできる枕を買おうと思った。

↓ZAネタバレ

・「グリを過去から解き放つ」マジで何言ってんだ俺……という感じではあるけど、他の選択肢が「自分だって背負ってる」「ミアレを守るために戦う」なので、まずなんかを背負うとか背負わないとかそういうんじゃねえよというニュアンスにとれそうなのがこれしかない、というのはある。ゲームとか創作物のセリフって瞬発的な会話とは違って熟考する時間を経て世に出てるわけだけど、これは重いものを背負ってる相手になんか言おうとしてスベった感ととらえるといいような気もしてくる。戦闘前に目の前でモーモーミルク飲んでペンドラーと自撮りしてるやつがなんか背負ってるように見えるか?

11/19(水)

・柚木麻子の『BUTTER』で七面鳥を焼くにあたって入れる詰め物に栗が入っている描写を読んでから栗を使った食事が食べたくなって、鶏ももと栗のグラタンを焼いた。オーブンでブンされた栗がほっくりしていて鶏ももとマッチして美味しい~!しかし栗は高い。

↓ZAネタバレ

・ひとまず「FIN」の文字が出るとこまで!ガイって多分心底いいやつってわけじゃないけど、いいやつでありたくて人助けに邁進してて(それは多分主人公がサイドクエストをやるのと同じかそれ以上に)そういうのを偽善と思う人もいるかもしれないけど私はあがいてるガイのこと嫌いになれないんだよなあ……。まだうまくまとまらないけど、ZAって「自分じゃなきゃ嫌だ」と「あなたに頼んだ(自分じゃなくてもいい)」の話なのかもしれない。ガイがどうしてもやりたいって言うんなら私はそれ応援したいと思うよ……。こういうことを考えていたので、最後の選択肢は「あとはまかせて」を選んだ。

・組織同士の協調性がないみんなたちが街のために結集するストーリーは素直にいいなあ~と思った。一人ではできないことをやって一人では得られない結果を得るのっていいよね。ただその最たるものである政治→市長が空洞なのは惜しいなあ~というか、フワッとしてるな~と思った。強引に政策を進めてそれにいろいろな団体が反応して動いてる状態って、活気があるとも言えるし混乱状態であるようにも見える。サビ組が出てきた時「怖いけど実はカッコいいヤクザの次は怖いけど実はカッコいい左翼活動家も描いてくれないかな」と本気でなく思ったんだけど、ジャスティスの会とヌーヴォってそうなのかも。

・ジガルデほんとカッコよかったし、ボス戦に今までやってきたことが組み込まれてるのも嬉しかったから、ZAのタイトルロゴがタワーとジガルデなんだってわかるとこはいいな~!と思った。

・AZさんの墓前の花がフラべべやフラエッテたちのと同じ色で、墓参りに来てくれたらいいなあ、と誰かが願ったのかな、と思った。ていうか服新調するって言って棺桶の採寸させるのはピュールくんがかわいそうだろうが……!ちゃんと一張羅も作らせてあげてから逝ってほしかった。まあこの人も結構ノンデリというか、気をつかったつもりで無神経な部分とかあるんだろうな……誰しもだが……。

・ZAの不満点、性別(とおそらくされているもの)でキャラクターそのものが変わっちゃうのも嫌だけど、ピュールくんがくれる帽子の色が変わるのも嫌だな~。色調の合わない赤ライン入りソフトハットが嫌っていうだけじゃなくて、それをくれるピュールくんがセンスないみたいになっちゃうというか……。そもそも男性と女性で帽子の色を変えたい???どうして???パッケージのキービジュアルの都合かなあ……。どうしてもそうしたいにしても、もうちょいセンスのある配色にしてほしかった。シンプルに黒単色とグレー単色とか。(そもそもあのぐにゃっとしたライン何???)どうせ着せかえるって想定なのかもしれないけど……。

『ポケモンレジェンズZA』のスクリーンショット。
ホテルZロビーにて。左にペンドラー、右に主人公。
主人公のファッションは、ガイにもらったジャケット、ピュールにもらった帽子と靴、それ以外のタイツやTシャツなどはピンク系になっている。
ガイとピュールくんにもらったアイテム全部のせの俺の回答はこれや。もう全体的にピンクの面積を多くしてジャケットと靴を差し色扱いにする。

・もう何万回も言われてると思うけど、折角「性別を選ぶ」ではなくあくまで「外見を選ぶ」になっているのに、どうしても区別をしたいんだなあというのがこういう中身の細かいところで伝わってくるのはかえって残念……。

11/20(木)

・ハーツラビュルアニメ4話、アニメとしてめっちゃ楽しくてよかった~!!けーくんの演出が豪華でいきいき動いてて嬉しいし、リドルくんもめちゃくちゃ恐ろしく美しく描かれてるし、トレイくんは多分あえてさらっとした印象になるように描かれてる……!オンボロ寮で眠れないエースくんがめっちゃ可愛かった~

・「広々とした配置の学食だなあ」とか「ハーツラビュルのキッチンってそこまで広くはないんだなあ」とか空間的な理解が進むのも嬉しい~ 校舎前の階段の段数ヤッッッッッッッッバ 授業前に脚パンパンになるわ 賢者の島って江ノ島?

11/21(金)

・今日は仕事のキャパがヤバイところに新しい仕事が追加されて、脳内がとやまソフトセンターの荒ぶる犬のテーマでいっぱいになってしまいました。私の脳内のエンジンが、大きい回し車だとして、そこに柴犬を連れていって走ってもらわなきゃいけないんだけど、柴犬がリードを引っ張って「や!!」って動かないみたいな、そういう思考の止まり方をした。忙しすぎて。

・透明でトゥルトゥルシャバシャバのタピオカココナッツミルクだ~いすき!黒くてもちもちのタピオカミルクティーならホットが好き。こういうおしるこ的な甘いスープのスイーツって世界各地にあるんだなあと思う。マシュマロインココアとかも甘い汁物+弾力のある甘い具というくくりで見ればそうだしね~。

・『ロストインザブックウィズザナイトメアービフォアクリスマス始まりのクリスマス』を読み始める。オルトくん以外……!誰も勉強をしていない……!なんか検索しよ……でマジカメ見始めるけーくんの質感生々しすぎる。Xのスクリーンタイム設定一時間にしようかな……

・オープニングでクリスマスタウンがわあっ……て出るの、原作のジャック・スケリントンと同じ感慨があっていいですね~!

・グリム親分のおひげ、フワッフワでかわいすぎ♡

11/22(土)

・ボディスクラブ、というかOh!Babyしか使ったことないからOh!Babyなんだけどかなり好き。こする行程もでっかい動物撫でてるみたいで好きだし肌の触感がつるつるになるのも好きだしいい匂いになるのも好き。王谷晶のエッセイ『どうせカラダが目当てでしょ』(『カラダは私の何なんだ?』)で終始語られてる、自分の身体をナルシシズムとはまたちがくて大事にする、みたいな希望に近いものがあると思う。“セルフケア”したな~って気分になる。

11/23(日)

・『落下の王国』を観ました!!!これ映画館で観れてうれし~~~~~~!!!フィクションが現実の反映を受けて展開が変わっていくのと同時に、現実もまたフィクションの影響を受けて変わっていくんだよな……。最初はアレクサンドリアをお話にのめり込まさせるために彼女の父親を模して作ったであろう“黒山賊”が、いつしかロイ自身になって、「死なないで」「生きて」「戦って」という希望を黒山賊越しにロイは受け取っていたんだなあ……。そして終盤のみんなで映画を観るシーンの、失敗したスタントが編集で成功した感じになっていたのをロイは観ていて、そこの解釈は色々あるらしいんだけど、私はロイはきっと大丈夫だって思った。フィクションの中では成功していて、現実では失敗しているけど、その失敗と一緒にロイはこの先も生きていくんだって思った。人は生きる限り必ず死ぬけど、でもじゃあ「殺さなくたっていいじゃない」。多分その後にアレクサンドリアが観た映画に出てるのは必ずしもロイじゃないんだろうけど、映画を観るたび、映らないロイを思って、ロイがすごく身を捧げた行為を思って生きていくんだよ……。

・もし盗んだ薬で本当にロイが死んだら、それを理解した時アレクサンドリアがどんなに苦しむかわかんないし、実際薬を盗むために危ない目にあってるわけで、それを目の当たりにしてやっとロイは自分の愚かさに気づくんだよな……。でもそこからのお話も酒を飲まないと語れなくて、ロイの精神的な“弱り”が、そんな怪我を負いながらもお話を諦めないアレクサンドリアの強さというか生命力に引っ張られていくんだな……。

・すっっっっっっっごく美しいお話の映像と、普通の映画的な作中現実の映像と、ガタガタで音すら入ってない白黒映画と、まさかのストップモーションと、映像の種類を絶妙に使い分けてるけど、一番美しいのは人の想像力の中の世界で、その次が人が生きている現実の世界なのもよかったな……と思った。現実もそんなに悪くはないし、『落下の王国』観てそのあまりの完璧さに筆を折ってしまったという話も聞いたことあるけど、それでも私も美しいフィクションの世界を作りたいな、と思った。

・本当に観てるときも号泣したけど感想を語るとなんかどうしても泣けてきちゃうな、『落下の王国』

・映像美という観点で語られることが多い作品だけど、だってこの作品の美しい映像は、ひとの想像力ゆえに、人を動かすために、人に勇気と希望を与えるために、美しいものがただそれだけで素晴らしいからというだけではなくて、美しいからだと思う。そしてその美しい映像のロケ地が、現実に存在しているということが、すごく嬉しいし、守っていかなければならないな、と思った。

・そういえばZAの旅パのこと書いていなかったな。のうてんきで暴れることが好きなメガニウム。のうてんきでおっちょこちょいなペンドラー。さみしがりで物音に敏感なマフォクシー。うっかりやでおっちょこちょいなデデンネ。なまいきで物音に敏感なゲッコウガ。おくびょうでちょっぴり強情なガブリアス。誰とも共通項がないガブリアスが一番最後に加入したのもあって浮いてそうではある。でもベンチに座ると各々好き勝手にわちゃわちゃしており、近寄ることもあり、みんなとてもかわいい。